植物
植物の中にも危険な植物が多くあります。廃墟の近く、または廃墟内でその植物の危険性を知らずに肌に触れ、体調を崩したり体にかぶれができたりという事がたまにあります。その代表的な危険植物をいくつかご紹介します。各植物の画像はありませんので、わかりにくいかもしれませんがもっと詳しく知りたい方は各植物を調べてみるのもいいと思います。尚、各症状には個人差があります。
センニンソウ 夏の終わり頃に白い十字の様な花をさかせます。なった実には仙人の様な白い毛があります。皮膚に触れると水疱ができたりします。
ツタウルシ 秋に紅葉するツル植物。毒性が強くかぶれる事がある
ハシリドコロ トリカブトと並ぶ有名毒草。ヒオスチアミン、アトロピン、スコポラミンといった猛毒成分を含み日本毒草の中で一番です。誤って食してしまうと走り回って苦しむということからこの名前がついたといわれています。全ての部位に毒があり、特に地下茎が猛毒です。これを食べてしまうと幻覚症状を起こしたり呼吸麻痺で死亡したりします。鐘の形をしていて外側が紫で内側が緑黄色の花をつけます。対処としては食べたものを吐き出して必ず医師の診断をうけましょう。といってもこの危機管理を読んでくださっている方々は山菜取りが目的ではないと思われるので大丈夫だと思いますが・・・。一番有名で且つ一番危険な毒草なのであえて食した場合の危険性を記載いたしました。
ハゼ 普通に民家の近くで見ることができます。笹の様な感じの葉で広批針形または、狭長だ円形です。光沢が少しあり、葉の裏は白い色をしています。樹液が皮膚に付着するとかぶれたりします。
ハリギリ
幹や枝に鋭いトゲがあります。イバラなどでも同じ様にトゲがあります。画像は少々見にくいですが、以前行った廃墟で、イバラの群生地帯に入り込み体中傷だらけになりました。それにより出血したりもしました。
ヤマウルシ 楕円形の葉で両面に短い毛があります。ウルシ科の植物は触れるとかぶれます。かぶれる植物では一番有名な植物です。果物で有名なマンゴーもウルシ科の植物なのでかぶれる人もいます。
その他にもメンタル面で不快に感じる植物も多々あります。ヒッツキムシの様な着衣に絡みついたり付着する植物もあります。植物に触れて死に至ることはありませんが、誤って食してしまった場合は別です。廃墟という場所は普段生活している場所とは違う場所です。便利で安全な場所ではありません。そこには様々な危険が広がる場所です。廃墟探索は推奨しません。
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